カテゴリ:レイアレ



波が痩せた足をさらいそうに繰り返し打ち寄せる。海風にローブがはためくのを少し後ろで見ていた。 「寒くないですか」 心配になって声をかけると、ゆっくりと振り向く。広い水平線をのぞんでいるからか、浜辺に立つ姿は一回り小さく見えた。 「……風に吹かれるくらいどうということはない」 「そうですか、じゃ、来てよかったですね」...
アレシュ前提レイアレの話です。アレクセイ生存ifです。